こんにちは(^^)/
『ピラティスを通じてたくさんの人を笑顔に!』がモットーのピラティストレーナーの広瀬 絵美子です。
今回は、奥深いシリーズ『背骨編』の第二弾♪
前回その1にて、背骨自体のイメージについてお伝えさせていただいたのですが(^^)
では実際その『背骨』を動かすにあたり…
実はちょっと邪魔をしてしまいがちな存在の1つに『肋骨の硬さ』があったりします(TT)
…ということで、今回はその肋骨周りの筋肉を緩めるなんてことをしていきたいと思うのですが…
ここでお手伝いをしてくれるのが『呼吸』です♪
肋骨の横側を膨らましてみましょう♪
さてここで。
皆さま肋骨の横側を意識しながら呼吸をしたことってありますか??
サクッとお伺いをしましたが…
この意識が想定以上に難しいものでして(><)
そして、実は前回の『肩シリーズ』では、ちょっとご紹介が出来ていなかったのですが、肋骨の横には肩甲骨を動かすための『前鋸筋』という筋肉もついており、ここが硬くなっていると…
→肩甲骨も動きにくくなり
→肩甲骨の内側にある背骨も動きにくいなんて状況に陥るので…
早速動かしてみましょう(^^)
まず、バスタオルやタオルケットのような少し厚手のものをこのように丸めていただき…
そして、その上にこんな感じで寝てみていただいて…
天井側になっている肋骨を膨らませるように呼吸をしていくだけです(o^^)o
そんなに大きく動くものではないので、こちらの動画もよ~く見ていただかないと動きはわかりにくいかと思います(^^;
姿勢についてのポイントといたしましては…
・(写真の横向きの状態で)みぞおちの床側の延長線辺りの肋骨にタオルが当たるように横向きに寝ていただいて
・写真では床側の腕を枕変わりにしていますが、肩周りがキツくなる方はクッションのようなものを枕にしていただいて腕は身体の前に伸ばしておいても大丈夫です。
・股関節と膝は曲げておいた方が安定します(^^)
・上側の腕は、出来れば頭の上に伸ばしておくと肋骨の動きを意識しやすいです。(これまた肩が痛かったりする方は身体の前側でも大丈夫です♪)
・大きく動こうとして骨盤ごと動いてしまうと違う筋肉を使ってしまうので、あくまでも肋骨の横を膨らませるイメージです!
…なんて言ってみたものの、やはりなかなかわかりにくいので、下の動画のように
膨らませたい場所に、ハンドタオルなどを乗せてみつつ、そのハンドタオルを動かしにいくイメージで行ってみると、少しイメージしやすくなります(o^^o)
もし出来ればタオルを置いてあるところを誰かに触っていてもらえると、よりわかりやすいです♪
さらに、可能であれば…
鏡をご自身の前に置いていただいて
タオルが動いているか
骨盤は安定しているか
を確認しながらやってみると…
結構難しいことがわかるかと思います♪
ちなみに下に敷くものは、フォームローラーのようなものでも大丈夫なのですが、背骨の柔らかさによっては少し高めに感じたり、当たっている場所が痛くなることもあり、あまりキツさを感じてしまうと力んでしまうので、無理のない範囲で行ってください(^^)
じんわりと少しずつ呼吸を深くして、5回くらい行ってから起き上がってみると…
天井側にあった方が少し広がっているような感覚を感じられていればベストです♪
反対側も行ってみてから、深呼吸をしてみると…
ちょっといつもより深く呼吸が出来る感じがありませんか??
長らく続いたマスク生活で、呼吸が浅めになってしまっている可能性もありますので、そんな呼吸対策のためにも、行ってみていただけると嬉しいです(^^)
そして…
いつもながらで申し訳ございませんが、やはりなかなか難しい動きでして…(^^;
慣れてこないと、タオルはほとんど動かないですのですが、ひたすらイメージを大切にしながら行い続けていただくと、何となく肋骨の横を動かす感覚が、少しずつわかってくるので地道にがんばっていきましょう(^^)/
☆ 過去の『背骨シリーズ』のその1はこちらからどうぞ(^^)/
背骨って奥深いんです! 〜その1〜
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